✉メルマガ登録~鎧からドレスへ~
〈幸〉Suchness
最愛のみち
ありのまま

アナ雪エルサがつくった【ありのまま難民】という功罪

アナ雪のイメージ

アナ雪を見たあとで、思いませんでしたか?

「ありのまま」でいるだけでいいの?!

「ありのまま」でいるだけで、幸せになって、豊かになって、なんでも夢が叶っていの?!

それって、なんか簡単で楽しそう。

よぉし、今日から私もありのままの自分で生きよう。

ありのままだから、このまんまってことだよね。

つまり、今のまま変わらなくてもいいってことよね?

あれ? でも今のままはイヤ。

今の自分はイヤだし、今の現実もイヤ。

だから変わりたいのに、「ありのまま」がいい?

どういうこと?

アナ雪エルサは本当に「ありのまま」?

こうやって「ありのまま」という言葉に振り回されて、翻弄されて、人生迷子になった人。

きっと私だけではないと思うのです。

でもね、今日で終わりにしましょう。

♪とまどい傷つき、誰にも打ち明けずに悩んでた
♪それももうやめよう
(Let it go~ありのままで~より抜粋)

「ありのまま」は「変わらなくていい」ではありません。

「ありのまま」とは「ありのままを受け入れる」ということです。

ありのままを矛盾なく受け入れて、さらに本来の自分と統合していくことです。

すると自然に「在り方」が変わり、現実が動き出していきます。

つまり、ありのままを受け入れることにより、自然と現実が変わっていくものなのです。

では「ありのままを受けいれる」とはどういうことでしょうか?

ここで再びアナ雪から

♪ありのままの姿見せるのよ
♪ありのままの自分になるの
(Let it go~ありのままで~より抜粋)

エルサが高らかに歌い上げながら、変身していくシーンを覚えていますか?

自分の能力を隠すためにはめていた手袋を脱ぎ捨て、自分の想いと能力を全開にしていく姿は、その歌と共に世界中を魅了しましたね。圧巻のシーンです。

ですが、このシーンのエルサは本当に「ありのままの自分」だったのでしょうか?

答えは全て現実が教えてくれます。

エルサは自分の能力で「誰も傷つけたくない」から、自分の心を閉ざし、人との関わりを閉ざして、ひとり雪の山に閉じこもる決意をしました。

自分の能力は人を傷つけるだけだ。

だから私は人と関わってはいけない。

人を傷つけるくらいなら、ひとりの方がいい。

自分の能力を恐れ、過去の自分への扉をしめて氷の城に閉じこもったのです。

エルサは一見「ありのままの自分」という「自由」を手に入れたように見えますが、決して幸せではない現実が「それは違う」と教えてくれています。

ありのままを受け入れる

「ありのままを受けいれる」ということは、そこにジャッジはいれません。ただ認識するだけです。

エルサは「私にはこんな能力がある」と認識して受けいれるだけで良かったのです。

ですが「私の能力は危険」だと、そしてそんな危険な能力を持った私は、人と関わってはいけないと、エルサは自分を否定しています。

だから、ひとりの世界に閉じこもってしまったのです。エルサは「ありのままの自分」にはなれていないのです。

このシーンがあまりに強烈なので「ありのまま」がひとり歩きしたような気がします。

では「ありのまま」をそのまま受け入れるためには、どうしたらいいでしょうか?

「ありのまま」をそのまま受け入れるためには

まずはなぜ自分を否定するのか、感情の正体を知ることです。

だからエルサさん、自分の感情を鵜呑みにしないで、疑って下さい。

自分の能力は人を傷つけるだけって本当なの?

人と関わってはいけないって本当なの?

人を傷つけるくらいなら、ひとりの方がいいって本当なの?

エルサは幼き頃、妹のアナにせがまれて、氷を創り出す能力を使って一緒に遊んでいました。

ところが、ある時、アナが怪我をしてしまったのです。

幼いエルサはその経験から

自分の能力は人を傷つけるだけだ。

だから人と関わってはいけない。

人を傷つけるくらいなら、ひとりの方がいい。

と思い、能力を否定しました。

さらに人を傷つける能力を持った自分は「可哀そう」だと「可哀そうな自分」を創り出してしまいました。

その後のエルサの人生は「可哀そうな私」が「可哀そうな私」でいられるために、「可哀そうになる」現実を創り出し、能力はさらに危険なものになっていったのです。

ですから、ここに気づけばいいだけなのです。

自分の能力を危険だと否定している私。

危険な能力を持ってしまった私は可哀そうだと思っている私。

そう思い込んでいるのは自分であって、それは事実ではないと気づけばいいのです。

まだ、幼くて未熟だった自分が、そう思い込んだだけなのです。

ただそれだけなのです。

だから、その思い込みが創り出した自分を消そうとしたり、書き換えようとする必要もありません。

ただ認識するだけで本来の自分と統合され「ありのまま」の自分となるのです。

エルサの「ありのままの自分」とは一体?

最後に

映画では、ドラマティックな展開で、本当の「ありのまま」の自分を手にいれたエルサはハッピーエンドを迎えていましたね。

エルサの「ありのままの自分」とは一体なんだったのでしょうか?

エルサが思い込みの自分を創り出したきっかけは、妹のアナが怪我をしたことでした。

でもその時のエルサは、ただアナが喜ぶ顔を見たかっただけなのです。

喜ぶアナの顔が見たくて、能力を使っていただけなのです。

自分の能力を危険だと否定しているエルサも、危険な能力を持ってしまった私は可哀そうだと思っているエルサも、ただ、妹のアナを愛していただけなのです。

ただ、アナを愛していただけ…。

アナの喜ぶ顔が見たかっただけ…。

エルサがそれに気づいた瞬間、全ての自分を受けいれることができたのです。

アナを愛しているという「ありのままの自分」を受けいれることができたのです。

まとめ

「ありのままの自分を受けいれる」という事は、まず、自分を構成する材料を知ることです。

そして、その材料全てを、ジャッジしないで、矛盾なく統合すれば、材料はそのままなのに「在り方」が変わることで、自然と現実が動き出すのです。

本来の自分と分離した自分や意識をみつけて、そのまま受け入れてあげることが「ありのまま」の自分である幸せです。

「ありのまま」という言葉の罠にはまらないでくださいね。

あわせて読みたい
引き寄せイメージ
アナ雪のエルサは「引き寄せの法則」難民なのか?「引き寄せの法則」はすっかり市民権を得ましたね。 そして市民権を得たぶんだけ「引き寄せの法則」難民も量産されているように思います。 ...
あわせて読みたい
日日是好日イメージ
日日是好日とは~ありのままの幸せ森下典子さんの著書『日日是好日~お茶が教えてくれた15のしあわせ』が映画化されたおかげで、一気に広がった「日日是好日」とはどういう意味な...