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〈幸〉Suchness
最愛のみち
機能不全家族

機能不全家族で育ったアダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンイメージ

「機能不全家族」も「アダルトチルドレン」も決して特殊なことでありません。
現在の日本において、ほとんどの大人は「機能不全家族」で育った「アダルトチルドレン」だと言っても過言ではありません。

しかしながら、本人に「アダルトチルドレン」だという認識がないので、今の生きづらさの原因を外に探したり、自分を責めたりするのです。

そしてポジティブシンキング信仰の普及により、
「ポジティブに生きられない自分はダメだ」
「ネガティブな自分ではいけない」
「もっと頑張らなければならい」
と、さらに自分にダメ出しをして、生きづらさを強化しています。

“嫌いな自分”も“ダメな自分”も実は、生まれたときからの経験や親や教師、周囲の人間関係、メディアからすり込まれた情報がパターン化されて無意識に蓄積され、植えつけられた思い込みにすぎません。

ですから、この「思い込み」のシステムの正体を知れば、アダルトチルドレンから抜け出すのは難しいことではなく、ありのままの自分の姿が見えてきます。

「アダルトチルドレン」の特徴を認識し、ご自身が「アダルトチルドレン」だと認めることは、今の生きづらさから抜け出して「自分らしい成幸」を手に入れるための近道です。

「アダルトチルドレン」だと認識する

家族という環境が世界のすべてだった子ども時代、親は絶対的な存在でした。
理不尽なことでも強く抵抗できず、子どもは受け入れることしかできません。
また繰り返される言葉や態度は、暗示のように子どもの無意識の奥深くにすり込まれていきます。

本来の自分は抑圧され、押し殺されて、封印されます。
そして心の傷は未完了な心の欠乏感となって癒されることなく、大人になっても抱え続けてしまうのです。

もし仮に「愛情いっぱいで育てられた」と思っていたとしても、大好きなお父さん、お母さんの「期待に応えるために」本来の自分を封印して「違う役割」を演じていることもあるのです。

つまり本来の自分の想いではなく、親の機嫌や家庭の中の雰囲気を優先して行動しているという点では一緒なのです。

その結果、本当はイヤなのに、ついつい周囲の期待に応えるように行動したり、「NO」がなかなか言えなかったり、自分の感情が自分でわからなかったり、大人になっても様々な生きづらさを感じてしまいます。

ですから乱暴な言い方をすれば、あなたは親の犠牲者なのです。

このような言い方をすると、良識ある大人になったあなたは

「そうはいっても親に育ててもらった」
「あの時は、親も大変だったから仕方がない」

と親の立場をいたわり、このような捉え方をすることに抵抗があるかもしれません。

しかし、今のあなたの生きづらさは、今のあなたや、あなたの周囲のせいではありません。
あなたの「心の傷」や「すり込まれた思い込み」があなたの生きづらさを誘発しているのです。

心の傷(怒り・悲しみ・恨み)を癒すことなく、ポジティブを上塗りしたり、平静を装ったりしても、それは所詮偽りでしかありません。

現実の中にその心の傷は現れ、無自覚のうちに更に自分を傷つけ、他者を傷つけていきます。

ですから、傷は傷として癒さなくてはならないのです。

親の犠牲者であるあなたが、その心の傷を充分に癒してこそ、
「親も大変だっただろうな」
と受けいれることができ、心からの感謝がうまれるのです。

つまり、「親の犠牲者(アダルトチルドレン)」だと認めることは、親を責めることではなく、自分を認め、自分を癒し、自我を解放するための重要なステップなのです。

アダルトチルドレンをうみ出す「機能不全家族」

「機能不全家族」はあくまで“子どもの目線”から感じた家族像です。
大人になったあなたが解釈したり、親の立場を代弁しないでください。
あなたの心の傷は、子ども時代のあなたにしかわからない感情です。

機能不全家族の代表的な特徴は以下になります。

  • 暴力、身体的虐待
  • 性的虐待
  • 親のアルコール依存、ギャンブル依存
  • 育児放棄
  • 精神的虐待
  • 生活困窮
  • お互いの人格を尊重しない
  • 他者(兄弟姉妹も含む)と比較される
  • 世間体、他人の目を気にする
  • 発言の抑圧
  • 行き過ぎた躾
  • 子どもを支配しコントロールする
  • 親の期待が大きすぎる
  • 嘲笑
  • お金、仕事、学歴だけが重視されている
  • 家族の不和
  • 両親どちらかの存在が希薄
  • 親と子どもの関係が逆転している
  • 子どもに過干渉、溺愛する
  • 子どもに無関心
  • 秘密が多い

など、このような家庭を「機能不全家族」と呼びます。
機能不全家族のなかでは、子どもは安心してリラックスしたり、子どもらしく振舞うことはできません。

「子どもらしい」とは、感情を自由に表現し、疑問を素直に口に出し、自分の感覚で人を信じることです。

しかし、機能不全家族のなかで育った子どもは、子どもらしく振舞う機会が得られません。
逆に自分の都合ではなく、親の機嫌や家庭の中の雰囲気を優先して行動するのです。

機能不全家族の暗黙のルール

機能不全家族の中で育った子どもは、安心できない緊張した空間の中で、リラックスすることもできず憂鬱な時間を過ごします。

そして暗黙のルールを敏感に感じ取った子どもは、ますます子どもらしく振舞えなくなります。

感じてはいけない

感情を素直に表現してはいけない。
言いたい事があっても、言ってはいけない。
本当のことは言わない方が安全だ。

「自分の感情は抑えた方がこの家族の中ではうまくいく」という解釈をした子どもは、自分の感情を思う存分発散することができません。

その結果、自分の気持ちがわからなくなってしまったり、逆に突然感情が爆発してコントロールできなくなったりします。

 話してはいけない

問題について話し合うのはいけない。
なんか違うと思うけど言っても仕方がない。
家庭のことは周囲にばれないように隠さなければならない。
都合の悪い事はなかった事にする。

人を信頼してはいけない

人を信じてもろくなことはない。

自分のことを一番信頼して欲しい親から傷つけられた子どもは
「親からも信じて貰えないのに、他人なんて信頼できない…」
という心理がはたらき、他者を信頼したい気持ちがあっても、無意識でストップをかけてしまいます。

その結果、子どもは

  • 波風を立ててはいけない
  • 余計なことを言ってはいけない
  • 自分を優先するより、自分を犠牲にして我慢した方がまし
  • だから自分を大切にしてはいけない
  • 常に周囲を気にしていないといけない
  • だからリラックスしてはいけない

このような「思い込み」を無意識の中にすり込んでいきます。
親から伝わってくる暗黙のルールから、子どもは自分自身をどんどん縛り付けていくのです。

アダルトチルドレンの役割

機能不全家族の中で、様々な影響を受けた子どもは、自分の本当の気持ちを押し殺してまで、家族の中で別の役割を演じ始めます。

ヒーロー(英雄)

家族の内外で評価され、家族が更なる活躍を期待することで、それに過剰に応え続けようとします。自分の活躍で家族の関係が一時的によくなったり、親が喜んだりするため、頑張りすぎてしまいます。

たとえ目標を達成したとしても「もっともっと」と期待されるので、不完全感や喪失感を持っています。

ステイタスを満たすことに価値があると思い込み、そうでない人、そうでない自分を受けいれられません。

スケープゴート(いけにえ)

関心を引くために好ましくない行動をとります。

家族の問題は「すべて自分のせいだ」と一家の負の部分を背負い込まされ
「この子さえいなければ、すべては丸く収まるのではないか」
という幻想を他の家族が抱くことで、家族の崩壊を防ぐ役割をします。

非行だけでなく、怪我や病気、うつ病を発症することで家族の問題を自分に向けることもあります。

ロスト・ワン(失われた子ども、いない子)

家庭内の問題から逃れるために、家庭内の人間関係から距離を取り、自らの心身を守るために、目立たず静かに自分の存在を徹底して消し去り、息を潜めるように過ごします。

ピエロ(道化師)

ピエロのように一人でふざけておどけたり、バカなことをしでかしては、家族間の緊張を和ませる潤滑油的存在で、家族の目を問題から逸らしています。

家じゅうを明るくするために自分の意識ではなく、家族の為にしている行動です。

リトル・ナース

家族に波風をたてず、争いごとを避けるために奔走します。
自分自身を犠牲にしてまで、家族の他のメンバーの為に奉仕することを常に考えて動いています。

つまり常に人のために動いているので
「なんのために生まれてきたのか?」
という虚無感に襲われ、自分自身の感情がわからなくなって、自分自身を見失うことがあります。

イネイブラー(親を支える世話役)

親が病気がちだとか、家にあまりいない家庭に多く見られ、家の中のことを親の代わりに担います。

また、親の配偶者役を担ったり、未熟な親に代わってきょうだいの面倒をみることもあります。

そのために、自分の感情を抑圧し我慢して、家のことを優先しています。

プラケーター(なだめ役)

ちいさなカウンセラーと呼ばれています。

子どもなのに、親の愚痴の聞き役になったり、慰める役割を担っています。

親と子供が逆転しているので、自分自身を「大人」であると認識しているため、子供らしからぬ行動や発言をする傾向にあります。

ロンリー

親や家庭から理解されない悲しみを背負って、自分の存在価値に疑問を抱きながら引きこもります。

悲しみに満ち溢れ、孤独で、信頼できる人もいません。
そのために、安全な自分の部屋に引きこもったほうがいいという傾向にあります。

プリンス・プリンセス

必要以上な過保護は、子どもの意志を無視することになります。
子どもの意志を尊重しない歪んだ溺愛は、子どもを親の所有物である人形にしてしまいます。

このような場合、子どもは精神的な虐待を受ける形になります。

機能不全家族がもたらす生きづらさの根源

子どもは親からの愛情を受けるために、必死で自分の役割を演じ続けます。

それは「機能不全家族」の中で安心して生きるための「手段」ではあるものの、やがてその「手段」が、逆に自分を縛る鎖となって、自由に生きていくことを阻んでいきます。

感情の抑圧

自分の感情を素直に表現すると怒られたり、馬鹿にされたり、嘲笑されたり、無視されたり…そのようなことが繰り返されると、

「どうせ本当のことを言っても変わらない」

と、自分の感情を抑圧するようになります。

さらには、常に親の顔色を伺い、日常的に緊張を強いられ、だんだん自分の本当の気持ちすらわからなくなっていきます。

人からの評価が気になる

常に親の顔色を伺う習性が身についているので、他者からの評価を気にして、それが自己否定へと発展していきます。

できない自分を否定するだけでなく、「もっともっと頑張らなければならない」と現状の自分を否定してしまいます。

そして「認められたい」「愛されたい」という承認要求があるので、常に「いい子」「いい人」であろうとしてしまいます。

自己肯定感が低い

本来ならば、安心できる家庭環境のなかで無条件に愛情が与えられ、受けいれられることにより、子どもの自己肯定感は育まれます。

しかし、自分の存在を一番認めて欲しい両親や家族の中で、ありのままの自分で振舞うことができず、親のために役割を演じる続ける子どもは、自分自身でも自己否定してしまい、自己肯定感は高まりません。

根拠のない自己否定、罪悪感、対人不安を抱いています。

自分にたいする信頼がない

「本来の自分であってはいけない」
「本来の自分では不幸になる」
と無意識に持っているので自分自身を信頼できません。

ですから、何かにチャレンジしようと思っても「自信のなさ」がストッパーとなり、行動にうつせません。

過度に失敗を恐れながら、自分の価値を他者をつかって確かめようとする承認要求がはたらきます。

人間関係が困難

他者から否定されたり、怒られたり、傷つけられたりすることにとても敏感です。

ですから、必要以上に傷ついたり、傷つくくらいなら…と意見を言わずに我慢したり、逆に強い態度で相手をコントロールしようとしたりします。

他者の反応がいちいち気になってしまい、自分を守りながら他者と接することが苦手で、対人不安があります。

アダルトチルドレンへのプロセス

本来子どもは子どもらしく過ごしたいはずです。

しかし、それが得られない場合

親が喜ぶように
親が安心するように
親がリラックスできるように
家庭が落ち着くように

まだまだ無力で未熟な思考で、自分が担うべき役割を必死にさがして演じるのです。
その役割を演じることで、やっと親からの愛情を得ることができるからです。

そしてその役割はいつのまにか自分に馴染み、その役割を演じなくていい大人になっても、それが本当の自分だと錯覚していくのです。

機能不全家族の中で身につけた生きる手段は、大人になってもそれくらい、無意識に深く根づいています。

もちろん、すべての手段が悪いモノではありません。
あなたの個性や才能として活かされているモノもあるでしょう。

しかし、問題がおきているときは、その手段があなたを縛る足かせとなって、あなたが自由に生きていくことを阻んでいます。

たとえば

  • リラックスするのが苦手
  • まだ起きていない未来を「無理」「失敗する」と不安に縛られる
  • いい人でいないと嫌われる、愛されないと思い込んでいる
  • 他者の言動から「嫌われているかも」ととらえがち
  • 相手をわざと困らせて、自分への愛情を測定する
  • 白か黒か? 0か100か? 二者択一の選択しかない
  • 勝つことにこだわり「優劣」「上下」「勝負」の視点でみる
  • 自分の感覚や感情を信頼できない
  • 何でも自分に関連付けて「自分のせいだ」と思ってしまう
  • 頭ではわかっていても怒りをコントロールできない
  • 予測できないことに恐怖を感じる
  • 予測可能にするために相手をコントロールしようとする
  • 完璧主義者
  • 自己信頼感の欠如
  • 承認要求
  • 漠然とした不安感や虚無感
  • 何かに追われている、責められている感覚
  • イヤが言えない
  • 正当な要求でも「わがまま」だと感じる
  • 他人の問題まで引き受ける
  • 気楽にしている人を見ると腹が立つ
  • 達成感、満足感が得られない

など、これらは本来の自分が抑圧され、封印されて、未完了の心の傷となって残っているために「心の欠乏感」となって現実に反応として現れているのです。

これが心の傷を抱えたまま大人になり、生きづらさを感じているアダルトチルドレンがつくり出されるプロセスです。

まとめ

「アダルトチルドレン」は病名ではありません。

「アダルトチルドレン」とは、自分の生きづらさが「親との関係に起因している」と認めた人のことです。

アダルトチルドレンであるあなたは、日常生活を安心して過ごすために「本来の自分」を「ダメな自分」として抑圧し封印してきました。

親から愛されるために
他者から認められるために

「ダメな自分」を封印しないといけないと思い込んできたのです。
それが心の傷となり、満たされない想いが生きづらさをうみ出しています。

ですからその思い込みを解除し、封印を解くことで、自分自身のすべてを受容し、自分自身のすべてを統合することができるのです。

その為にも、まずは「アダルトチルドレン」のシステムの正体を知ること。
そして、そのシステムを紐解くこと。

あなたの生きづらさは、機能不全家族の中で後天的に獲得した「思考や選択、行動の傾向」といった「思い込み」によるものなのです。

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